お盆

お盆の印象って聞かれたら、帰省ラッシュ・休みとなる方が多いのでしょうか・・・
確かに、子どもたちの夏休みの時期にもあたり家族で出かける日となるのでしょうね。
核家族化の進んだ昨今では、仏壇のないお宅も多いですからお盆飾りや迎え火・送り火などを目にする事も少ないのだと思います。

そもそもは、ご先祖の霊が、年に一度戻ってくる!という信仰に基づいた日本独自の儀式でご先祖を供養するものなのです。
期間は、7月13日~16日と8月13日~16日のところがあり、地方によって異なるようです。
お盆飾りには、故人の霊魂がこの世とあの世を行き来する精霊馬といいきゅうりやナスを馬に見立てたものや、水の子といってあの世で食べ物に困らぬようにと願いを込めた、蓮の葉の上にきゅうりやナスをさいの目に刻んで洗い米と一緒に入れたものなど、意味のある飾り付けがあり感慨深いものがあります。
また、お盆中迎え火や送り火といった道案内の明かりのような火をともす習慣もあります。
お盆で帰省なさる際には、ご先祖や亡くなった方を偲んでみるのも如何でしょうか。

化粧直し3

最近なぜか「トド」と呼ばれている篠田です。

紫雲閣の化粧直し編。第三弾です。

本日は植木の剪定を行いました。

内装はもちろんですが、外装は通行される方など、さらに多くの方に

目にして頂きます。

式場の外にある植木は、人間でいう髪型のようなもの。

髪型がボサボサな方には、あまり良い印象は抱きませんよね。

夏らしく、さっぱりした紫雲閣。

通りがかった際に少し気にかけて頂けたら幸いです。

化粧直し2

紫雲閣の内装工事ですが、2階にある32畳の和室もきれいになりました。
葬儀の会葬をされた方々に食事をふるまったり、故人様の安置に付き添われるご家族の皆様の休憩所として利用しています。
通夜の終わった後には、貸布団もありますので仮眠されたり、故人様をしのびながら多くが語られるお部屋でもございますので、壁だけでなく畳や襖もきれいになるのは喜ばしい限りです。

紫雲閣 和室

化粧直し

いやあ、きれいになりました。
今年初めから徐々に、弊社セレモニーホールである紫雲閣の内装修繕を行ってきましたが、最後の天井まで終わりました。
葬儀の合い間を縫っての作業でしたから時間もかかりましたが、リニューアルした施設は一皮むけた美しい姿に大変身です。
弊社1Fのホールは天井が高いので、広々とした解放感で参列したお客様の評判もよいのですが、修繕となると足場も高くなり大仕事です。業者の皆さまお世話になりました。
今度紫雲閣にお越しの際は、天井・壁などもご覧になってください。女性のように化粧落としはしないので、夜の通夜式も昼間の告別式もバッチリメークの美しい姿で皆さまをお迎えいたします。
そうです!紫雲閣だけに霊の皆さまのお力で化けてみましたとさ。

紫雲閣 改装中
紫雲閣 改装中

一日の流れ

冷やしたぬきそばにはまっている篠田です。
今日は私たちの業務の一日の流れを書いてみようと思います。
9時に出社します。晴れている日は車を洗いきれいな車でお客様とお会いするための準備をします。
お通夜の予定がある日は、ホールの掃除から準備までを午前中の間にすませてしまいます。
そしてお昼休憩。ご飯はおそば・お弁当・焼肉・など日によって違います。
一休みしてからは、お客様をお待ちする準備をしています。
やはり、ご遺族は亡くなった方のいない家にいると落ち着かないことがあるのか早めに式場に来られる方が多いです。
そこからはお客様を迎えご案内をします。
ちなみに当式場の2階にはコーヒーやお茶が用意してありますので、ご自由にお召し上がりになりお休み頂けます。
式が終わり、お客様を見送って一日の業務が終了となります。

私たちの仕事は業務上、お客様からお声がかかるまで待機することが多くあります。
2ヶ月間働かせて頂いて思ったのは、この県央互助会は仕事のメリハリがすごいです。
片付けと準備はもちろん仕事がある時はすぐにやり、休むときは休みます。
1時間かけてゆっくりやるなら、集中して30分で終わらせるというような感じです。
勉強もダラダラとやるより、短期集中でやった方が効果があると言われているので、これは勉強も仕事も変わらないということでしょうか。

よくギャップに惹かれると言いますが同じことなのではないでしょうか。
一人の大人としてメリハリがある大人の方がかっこいいですよね。
そんな大人に早くなれるように日々精進していきたいと思います。

鬼が笑う

来年の事をいうと鬼が笑う!
イヤ笑わないですよ・・・成人式の衣裳あわせです。
雨の中、来店してくれたのは市内の男子。すらっとしたイケメンです。最近は、男性の袴のレンタルが多くなりました。
成人式は七五三のように日程を調整できない為、同じ衣裳の貸し出しは不可能ですから早めに来店した方が、好きな色や柄を選ぶことができるのです。
彼は、ピンクや黄色みたいな派手なものでなく、白やグレーに袖を通していました。
結果的に決めたのがコレです。当日は身体の補正をしてピシッと決めますよ。彼みたいに細いとタオルでグルグルお腹周りを巻かれます。実は、将来の君の姿だったりして?
あ!笑った

成人式男子袴

はじめまして

はじめまして。
今年の4月から入社させて頂いた篠田と申します。
働かせて頂いてから2ヶ月になろうとしています。

私がこの葬儀関係に勤めさせてもらおうと思ったきっかけは、祖父が亡くなった時に、火葬場のスタッフが少し素っ気無く感じ、元々接客業に興味があった私は「これなら自分がやった方が遺族の方に気持ちよく亡くなった方を送り出してもらえる」と思ったからです。
自分が担当する葬儀でお客様から「ありがとう」と言ってもらうことが出来たら絶対嬉しいですよね。
これを実現させるのが当面の私の目標です。

入社した頃は右も左もわからず、戸惑ってばかりでした。今もまだわからない事だらけですが、先輩の仕事を見て葬儀の流れや、作業の手順だけ少しずつわかってきました。
まだまだ足手まといになってばかりですが、自分がいてよかったと思ってもらえるよう、早く仕事を覚えていきたいと思います。
これからよろしくお願いします。

葬儀演出

前回、最後の肉声としてスーちゃんの挨拶の事に触れたが、葬儀社目線で気付いた事に、少し触れてみたいと思います。
さすがに女優、かのモナリザとも引けをとらない素敵な微笑みの遺影写真でした。その周りを白とピンクを基調にした三段のお花の祭壇が飾られていたのですが、あれ・・・っと思ってしまったのです。花をメインにした祭壇は、お客様からの要望も年々増えており、弊社でも行っているのですが、もっと流れのある一目で目を引くような祭壇もあるのにな・・・と。決して批判している訳ではありませんが、遺影が素敵なだけに勿体ないなどと思ってしまいました。
それにしても、病床での肉声の挨拶には衝撃を受けましたが、映画の1シーンを思わせる演出も印象に残りました。葬儀は、最後のセレモニーです。お客様のご要望があれば、弊社スタッフもできる限りのご提案をいたします。

最後の肉声

70年代のアイドルから、女優へと芸能界で華々しい活躍をしていた元キャンディーズの田中好子さんが亡くなりました。
19年間もの闘病生活の中で、女優を続け「幸せな人生でした」と語る彼女、折しも東北大震災の大被害を病床で観たのでしょう「天国で被災された方のお役に立ちたいです」と振り絞った声で語っていました。
素敵な笑顔の遺影を観ながら、あの肉声を聴くと、仕事柄”命”について考える機会は比較的ある方だと思うのですが、毎日を流されて生きている自分に何か、ズシンと矢が放たれるような重い気持ちになってしまいました。亡くなってからも、こうありたいと思う自分など想像もつかないのです。最後の肉声を残す・・・そんな気丈な方が増えるかもしれない。心からご冥福をお祈り申し上げます。

義援金

今回の震災への支援は、人員・物資・義援金など日本のみならず各国からも多大な支援があり、某社長の100億円など話題にもなった。
弊社の義援金は、所属している全国冠婚葬祭互助会への振込による寄付の送金と、厚木市葬祭業組合として市長へ直接お届けした寄付とがあるが、市役所への分は日本赤十字の領収書が発行された。確かに法人であっても寄付金控除の対象になるのだし、領収書が発行されてしかりなのだが、きちんと準備されていることに少し驚いた。
報道では、集まった義援金も物資も、今!必要な被災者の方々に上手く届かない等、問題はあるようだが復興されるその日まで、一時的でない支援を心から願わずにいられない。
一時的といえば葬儀社としての支援として、お亡くなりになった方々の為の骨壺も送った。火葬もままならない一時土葬などもあるようだが、早く御霊を慰めご遺族のもとにお帰りいただきたい。PRAY FOR JAPAN!!

義援金